ABOUTあおぞらの理念
「患者の心の串を抜く。」
患者は(心)に(串)を刺された者と書きます。医療の役割はこの串を抜き去り、本来の心を持った者にすることであると考えます。
病気を治すだけではなく、その患者さんの困っていること(心に刺さった串)は何かを共に考え、解決していきます。
その為には、患者さんの立場で考えることが必須です。同じ地平に立ち、同じ目の高さで考えて、よく話し合います。
「患者の心の串を抜く。」
患者は(心)に(串)を刺された者と書きます。医療の役割はこの串を抜き去り、本来の心を持った者にすることであると考えます。
病気を治すだけではなく、その患者さんの困っていること(心に刺さった串)は何かを共に考え、解決していきます。
その為には、患者さんの立場で考えることが必須です。同じ地平に立ち、同じ目の高さで考えて、よく話し合います。
いつもの日々を 笑顔で過ごす
あおぞら在宅診療所大阪みなみの院長宇野です。
在宅でも施設でも、過行く時間は日常です。 それは患者としての時間ではなく、今まで生きてきた貴方と家族の時間です。たしかに、病気や老衰のために、元気なときのような過ごし方は難しい。 できないことが増えてくると、笑顔になるのも難しいかもしれません。 だけど、いつもの今日を何かの工夫で少しの笑顔で過ごすことはできるのでは・・・・。
私は、2年間の初期臨床研修を経て、2006年に小児がん治療医として成育医療センターに入職しました。抗癌治療を頑張る子供たち、元気に学校に通い始める子供たち、なかには旅立ってしまった子もいました。 そうして緩和ケアの大切さを感じた私は、2014年から大阪市立総合医療センター緩和医療科に入職しました。緩和ケア病棟では、癌終末期の沢山の患者さんと最期の時間を過ごし、旅立ちを共に過ごしました。緩和ケア外来では、抗癌治療中の患者さん達の癌関連・癌治療関連の症状を軽くするため患者さんと共に悩み、非癌性慢性疼痛を抱える患者さんの仕事・通学・日常生活を維持するための工夫を支援しました。
2023年4月に、あおぞら在宅診療所に入職し、在宅や施設での診療に従事していますが、そこでは、病院とは違う時間が流れていて、医者と患者の関係ではなく、人と人の関係性が構築されたとき、話しているだけ心が軽くなる、その人の笑顔をみると嬉しくなる、そんな関係性が成り立つように感じます。
私にできることは微々たるものですが、これまでに沢山の方々から教えていただいたことを皆様と分かち合うことで、いつもの日々を笑顔で過ごせますよう願っております。
あおぞら在宅診療所 大阪みなみ 院長 宇野 光昭
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